細目 4.1.1

相対参照・絶対参照・複合参照を使い分ける

式をほかのセルへコピーすると、式の中のセル番地は自動でずれます。ずらしたくない番地には $ を付けて止めます。試験では「税率のセルを固定して式を下へコピーする」「割引表を1つの式で埋める」のような形で出ます。

3つの参照の違い

B2 に入れた式を、1つ下の B3 と、1つ右の C2 へコピーしたときの変わり方です。

書き方呼び名下へコピー右へコピー
=A1相対参照=A2=B1
=$A$1絶対参照=$A$1=$A$1
=$A1複合参照(列を固定)=$A2=$A1
=A$1複合参照(行を固定)=A$1=B$1

$ は「この部分は動かさない」という印です。列の文字の前の $ は列を、行の数字の前の $ は行を止めます。

どれを使うか

どの行でも同じセルを使うなら絶対参照。税率や手数料のように表の外に1つだけある値は、$F$1 のように両方止めます。
縦と横の両方にコピーする表なら複合参照。割引表や九九の表のように、行の見出しと列の見出しを掛け合わせるときは、見出しの列だけ・行だけを止めます。
数値を式に直接書かない。=B2*1.1 でも答えは出ますが、税率が変わったときに全部の式を直すことになります。試験でも、セルを参照するよう指示されます。

Excelでの入れ方

  1. 式を入力するとき、セル番地にカーソルを置いて F4 キーを押すと、$ が付きます。押すたびに $A$1 → A$1 → $A1 → A1 と切り替わります。
  2. 式を入れたセルを選び、右下の小さな四角(フィルハンドル)を下や右へドラッグしてコピーします。
  3. コピー先のセルを選んで、数式バーで番地が思ったとおりに動いたかを確かめます。

画面の名前と F4 キーの動きは Excel 2024 デスクトップ版でまだ確かめていません(確認予定)。ノートPCでは Fn キーと一緒に押す必要がある場合があります。

やってみようドリル 4.1.1-1

税込価格と割引表

C2 に式を1つ入れると、C2:C5 にコピーされます。B8 に式を1つ入れると、B8:D10 にコピーされます。コピーしても正しい結果になるよう、$ を付けてください。税率は F1、割引率は B7:D7 にあります。

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